Q 園の環境は?

 

A 室内、庭共に自然を生かし、取り入れ、アートな雰囲気が感じられる暖かな環境になっており、また、子どもたちが十分に遊べるように様々な工夫がされています。

また「環境」とは“物”としての条件であるよりは、“人間”そのものが最大の要素であると考えています。

「愛」だけが「いのち」を美しく強く育てるという信念のもと、層の厚い教師がお待ちしています。

 園舎は、耐震工事を終えています。


Q 教育内容はどのようなものですか?

 

A 文字の学習等、いわゆる「勉強」にあたるものはおこないません。

子どもの「あそび」を中心に据え、「静(室内)」と「動(主に園庭)」の時間を繰り返しながら過ごします。

音楽(CDなどの機械を通したものではない)、絵画、詩、日々語られる素話(時代の洗練を経た数々の物語り)、パフォーマンス、ファンタジーの世界、自然の素材を使って、ものをつくりながら遊ぶ……こういったものに彩られる毎日が子どもの生命力を生き生きとはぐくみます。

特に当園の特徴としては音楽があり、子どもたちは園での時間の多くを教師が奏でる生の音楽とともに過ごしています。年長になると、希望者は、さらに音楽に親しむための時間「おんがくのへや」も受けることができます(有料)。


Q 「あそび(遊び)」とは? 

 

A 「あそび」は幼児にとって「生活」そのものです。幼児期の後に続く文字などを通した勉学や、成人した後、自分の選んだ仕事に全力投球する意欲の下地となるのが幼児期の「あそび」です。

幼児が全力で「あそび」に取り組めるように、幼児が触れるすべてのものは「本物のもの(大人が使うもの)」を用意しています。


Q 男児と女児の割合は?

 

A 大体同数です。


Q クラスの構成は?

 

A 縦割りです。主担任と副担任、1クラスにつき2名の担任が30名弱(年少・年中・年長各10名ずつほど)の子どもたちと共に生活します。

年齢の異なる子が互いに育てあうところから、徳性・社会性・自律・協調・意志が自然に生まれます。

縦割りクラスによる教育はまさに「教える教育からの脱却」であり、幼児が自ら学ぼうとする意志を育てます。

(一人一人の子どもの育ちにともない、教師も両親も“人間”として更に成長する喜びを分かち合う。)


Q 制服は?

 

A 制服はありません。

子どもは服を汚して遊ぶのが当たり前。清潔を保つには1~2着の制服では足りません。その上、誰でもが同じ形・同じ色では子どもの感性や美意識にプラスになるのでしょうか? どんなに泥んこになっても叱られず、毎日洗ったり補修したりしてくれるやさしいお母さんの手がいつも身近に感じられる普段着を着せていただきたいと思います。兄姉のおさがりも歓迎です。


Q お弁当は?

 

A 週4回(月・火・木・金)です。

(内容、量ともに)子どもがおいしく食べられることを大切にしています。


Q 通園は?

 

A 徒歩、自転車または公共交通機関によります。

新鮮な意欲と、自由な創造力に満ちた遊びを展開する保育のゴールデンアワー…。この貴重な時を、バスによる時差などで失うならば教育の活動は大きく損なわれるでしょう。朝は門の前まで家族が付き添い、帰りは園までお迎えに来てください。親子で語らいながらの往復は幼児期でなくては得られない貴重な“時”の共有です。

昨今は送り迎えのお父さんの姿も多く見受けられ、微笑ましい温かいひとときを楽しむ光景が嬉しいです。


Q 特別支援枠の受け入れは?

 

A 特別支援枠(発達遅滞及び障がいをもつお子さん)については、症状によりますが、若干名受け入れる体制ができています。ご希望の方は、事前に面接をさせていただきますので、お申し出ください。