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北風の中に、時折り春の兆しを感じるようになった3月の9日に、年長児は卒業の日を迎えました。
赤色のバッチを胸に輝かせやってきた、こどものくにの大きなお家。母や父であり、仲間でもある教師に見守られ、お兄さんお姉さんに優しく手を引かれていた子ども達が、今では弟や妹をそっと助け、家族を引っ張ってゆく逞しい存在になりました。そのままの姿で、子ども達それぞれの歩幅で一歩一歩あゆんできた道は、新たな冒険への扉の前に来たようです。
これからの道のりも光に導かれますように。心からの感謝を込めて、ご卒業おめでとうございます。