それぞれの手仕事

秋も深まり、だんだんと寒さが増すこの時期。私たちの意識も、ゆっくりと自身の内面へ向かってゆきます。園の朝のコーナーでは、子ども達がじっくりと手仕事に取り組んでいます。年長さんは、1学期から進めてきた織り機がだんだんと大きくなってきました。その織り機を羨ましそうに見つめていた年中さんは、毛糸で糸車作りに集中します。裸んぼの松ぼっくりに、色とりどりの羊毛ボールでお洋服を着せるのは年少さん。それぞれの心に広がっている世界が見えるようです。